ミックスボイスを身につける為の具体的なボイストレーニング~その1~

【このページは連載コラム「【まとめ】ミックスボイスを習得して高い声で歌う方法」の一部のページです】

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さて、これまででミックスボイスを身につける為の必要最低限の知識を覚えていただきました。

ここからはいよいよミックスボイスを身につける為の具体的なボイストレーニングを紹介していきましょう。

声帯の

  • 閉鎖活動
  • 伸縮活動
  • 声帯に関連するの筋肉の柔らかさと運動量

の観点から、今のあなたが

  • mo extend(ノーエクステンド)⇒ 声帯を柔軟に伸ばす事ができず、高音で叫びあげてしまう症状
  • high lift(ハイリフト)⇒ 高音発声時に喉仏を過剰に持ち上げてしまう症状
  • no close(ノークローズ)⇒声帯を閉鎖できない症状

の症状があるのかどうかを確認し、それぞれの症状に適したボイストレーニングを行っていきましょう!

mo extend(ノーエクステンド)声帯を柔軟に伸ばす事ができず、高音部分で叫びあげてしまう方の症状

no extendの方は、声帯を

  • 閉鎖しすぎている
  • 声帯や声帯に関連するの筋肉が硬く、運動量も必要以上に激しい
  • 伸ばす筋肉を適切に使えていない

という傾向があります。

歌う時の症状としては、叫びあげるように音量を大きくしないと高い声が出ない。

そして、高い声が出せる限界値になると急に声がファルセットになる(声が裏返る)事が大きな特徴です。

この症状の方がミックスボイスを身につける為にはまず声帯の

  • 閉鎖を適度にする
  • 声帯や声帯に関連するの筋肉を柔らかく使えるようになり、運動量を減らす
  • 伸ばす筋肉をコントロールする

事を目的としたボイストレーニングが必要になります。

そして、mo extend の方はhigh liftを誘発してしまっている方が非常に多いのでhigh liftの症状を抑えるトレーニング。

また、ほぼ確実にヘッドボイスを身につけていないのでヘッドボイスを身につけるトレーニングも同時に行っていく必要があります。

※high liftを改善するトレーニング、ヘッドボイスを身につける為のトレーニングは後ほど紹介させていただきますね。

no extendを解消するボイストレーニング

no extendの方は、まず最初に声帯の

  • 閉鎖を緩める
  • 声帯や声帯に関する筋肉を柔らかくする

必要があります。

上記の症状を解消する初級のボイストレーニングを1つ紹介しておきましょう

ここから始めず、他のボイストレーニングから始めますと、症状が悪化していく可能性が大のなので必ずここから始めて下さい

まずは動画をご覧ください。

まずは、「ファ」という言葉を使います。

「ファ」という言葉を発声する時に息を大量に使います。

その効果が閉まりすぎた閉鎖を緩めてくれて適度な閉鎖加減に導いてくれるのです。

また、「ファ」という言葉で叫びあげる事は難しいので、 声帯や声帯に関連する筋肉を柔らかくしてくれます

このトレーニングをしている時は参考音源のようになるべく柔らかく軽い音を出す事を心がけて下さい。

動画で紹介している「ファのダメな例」のように、途中まで強く発声して、高音部分でいきなり軽くなってしまってはトレーニングの効果がなくなってしまいます。

どうしても強く発生していまう方は、できだけ小さな声で発声してみましょう
小さい声は声帯にかかる負担も少なくなるので軽い声を発声しやすくなります。

または、低い音程からファルセットで歌うような意識を持って下さい
そうする事により、過度に入れてしまっている声帯への力を軽減する事ができます。

  • 次に声帯を伸ばす筋肉をコントロールする初級のボイストレーニングを1つ紹介しておきましょう。

「ミャオ」という言葉を使います。

猫の鳴き声をイメージしながら発声しましょう。

ポイントは参考音源のように高音になればなるほど、薄く引き伸ばされた輪ゴムを指で弾いた時のようなブライトで高周波数の音に変化させる事です。

動画で紹介している「ミャオの駄目な例」のように高音部分になってファルセットを使ってはこのトレーニングの効果が少なくなります

参考音源のようにしっかりとした声で発声できるようになりましょう。

また、高音部分も声帯が厚いまま発声し、詰まりを起こし叫びあげるような感じになってしまってはこのトレーニングの効果はありません

どうしても、高音部分で詰まりを起こし叫びあげてしまう方は、まだこのトレーニングをする段階ではありません。

そういう方はこのトレーニングを辞め、先に説明した「ファ」のトレーニングを続けて下さい

「ファ」を使ったボイストレーニングの注意点

  • 強く発声せずになるべく軽く発声する事
  • 軽く発声できない人は小さい声、または低い音からファルセットで発声するようにしましょう

「ミャオ」を使ったボイストレーニングの注意点

  • 高音になればなるほど、ブライトで高周波数の音にしましょう
  • 高音もファルセットにならないようにしっかりと声を出しましょう
  • 高音部分になるとどうしても詰まりを起こし叫びあげてしまう人は「ファ」に戻りましょう
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