あなたの歌の感情表現を高めよう!【共鳴編】

(※このコラムには声の共鳴に関する事が書かれています。

より深くしていただくためにまずは「【まとめ】声量を鍛える為の共鳴トレーニング」を先にお読みいただく事をおすすめしています。)

歌で世界観や感情を人に伝えるにはどんな事を意識してどうすればいいか?

今日は、そんな記事を書いていきたいと思います。

みなさんは、歌で人を感動させたり、何かを伝えたりすることはとても難しい事だと考えていませんか?

  • 人の歌を聞いた時に心に刺さり思わず涙が出てしまう
  • 歌を通じて感情や伝えたいことが伝わってくる
  • 言葉一つ一つが心にすっと入ってくる

などなど

それは、確かに難しいことではありますが、不可能なことではありません。

まずは難しく考え過ぎずに、その歌が表現している景色や描写などを、聞いてくれている人に伝わるよう意識して歌えばあなたの歌の感情表現のレベルが変わってきます。

こののコラムでは、どのような意識を持ちながら歌えば感情表現ができるようになるのかの説明や、そのトレーニング方法をご紹介していきましょう。

先にお伝えしておくと、歌と普段の話し方は大きく関係してきます

今回ご紹介する内容は普段の生活や話し方などに深く密着するものです。

ほとんどの方が大なり小なり、日常生活の中で無意識に行っている事なのです。

それらを普段の生活から意識する事によってあなたの歌のレベルを上げていく事ができます。

また、感情表現が上手いと言われる人は、これから紹介する内容を他の人よりも大きく行っています。

さて、ではどのようなことを考えて言葉を伝えると、聞いてくれている伝わりやすいのか、まずは、そんなところから紐解いていきましょう。

みなさんも行っている日常での感情表現

みなさんは、日常会話をどのように行っていますか?

相手にどのように自分の意志や気持ちを伝えていますか?

もちろん無意識にではあると思いますが感情や、話す相手の位置、声のトーン。

例えば、喜怒哀楽や、近い遠い、明るい暗いなどなど、様々な表現を自然に行っていると思います。

さて、それらはなぜ相手に伝わるのでしょう?

音の流れは、声が出た地点から空気の振動によって伝わり、相手の鼓膜や体に伝わりそれが脳へと情報を伝え相手に伝わる。

まぁ、ざっというとこんな感じで、僕らは、言葉を受け取る時に相手の微妙な声色やスピード、声の大きさの微妙な変化で相手の感情を感じています

(もちろん、科学的なものを語ればもっとたくさんのことがあるとは思いますが長くなる上に、脱線して戻ってこれなくなる可能性がありますので(笑)その辺りは割愛させていただきます。)

その声色の部分、みなさんは、どういう風に発声しているかはご存知でしょうか?

例えば、「小さいもの」を相手に表現しようとする時に、みなさんは上を見ながら大きく手を広げて相手に伝えたりしますでしょうか?

しませんよね?

  • 遠くにいる人を呼ぶ時には、遠くまで届くように声を出す
  • 近くにいる人には、近くに向かって声を出す
  • 足元に咲く花を表現する時には、目線を落としながら声を出す
  • 高い所にある果実を表現する時には、目線は上向きにして声を出す

そうすると、声も自然と変化してくるのです。

「悲しい時」には、「声も下向き」に。

「楽しい時や騒ぐ時」には自然と「声も上向きに」なります。

試しに、悲しいこと思いながらため息をついてみてください。

なんとなく胸の方が響くような感じがしませんか?

逆に、楽しいことを思い浮かべて「イエーイ!」といってみてください。

頭の上の方に響かせているような感じがしませんか?

それぞれの音の特徴としましては

  • 高い所に声を響かせる時は、「明るさや楽しさ可愛らしさや軽さを」
  • 低い所に響かせる時は、「暗さや悲しさ真面目さや重さを」

それぞれイメージできるのではないでしょうか?

これらをみなさんも普段の生活の中で行っているのです

物事を表現する際に、無意識に声を響かせる位置を変えたり、声のトーンを変えたり、位置感覚によって声を届かせる距離も変えたりしているのです。

それらを行う事によって、相手に感情などを伝えているのです。

そして、歌も同じように

  • 悲しい、暗い時には胸に響かせるように(専門的には咽頭共鳴と言います)
  • 嬉しい、明るい時には頭の上の方に向かって響かせるように(専門的には鼻腔共鳴と言います)

という事を意識して歌ってみたら表現が豊かになってきます。

もちろん大げさじゃなくたっていいんです。

顔はまっすぐ姿勢を変えなくても、声を響かせる位置を変える事によってこの表現はできるようになってきます。

歌に感情表現を乗せる基礎トレーニング

さて、共鳴の基礎的な知識やトレーニング方法は冒頭に紹介したコラムに詳しく書いてあるのですが、このコラムでも一つ紹介しておきましょう。

まずは「シー」とうるさい時に静かにして欲しい時の表現ありますよね?

あの時の指のような形にして、人差し指を目の前の焦点が合うところまで離してください。

そして、それを人や物に見立て、そこに向かって話しかけるようなつもりで「あー」と発声しながら、人差し指を低い場所から高い場所に動かしてみたり、遠い場所や近い場所へと色々動かして見て下さい。

すると声色や響き方がが微妙に変わってきます。

これは歌でも同じ事が言えます。

「あー」という発声で慣れてきたら、実際の曲でも練習していきましょう。

  • 悲しい、重い雰囲気のフレーズの時は人差し指を下に
  • 楽しい、明るい雰囲気のフレーズの時は人差し指を上に
  • 遠くへ語りかけるようなフレーズの時は人差し指を遠くに
  • 近くに人や物に語りかけるようなフレーズの時は人差し指を近くに

歌の雰囲気や歌詞の内容によって人差し指の位置を変えながら歌ってみしょう。

このトレーニングを行うだけでもあなたの歌に感情が少しずつ乗ってくるのです

これらの感情表現を武器にして、歌詞一つ一つをしっかりと受け取って歌うことが聞き手に伝わる歌をうたう上で大切になるのです。

歌詞の意味や受け取り方は人それぞれですし、歌う人によって表現の仕方は違ってきますが、それがみなさんの歌の味となり特徴ともなるんです。

余談になりますが、その言葉全てを理解して悩み抜いて、一言一言アーティストの皆さんは長い時間をかけて作詞作曲を行っています。

例えば「愛しています」 か「愛しているよ」のワンフレーズだけでも、「どちらの方がいいか?」もしくは、「他にいいフレーズはないか?」という事を何十時間、時には100時間以上考え抜いて一曲を完成させるアーティストもいます。

この機会に、みなさんも深く日本語の歌詞に込められた表現なんかも考えながら歌ってみませんか?

日本人だからできる四季の移り変わりやみなさんしか感じていない楽しいこと、悲しいこと、嬉しいこと。

愛情や、友情に向けての歌。

誰に何を伝えるかそんなことも考えながら。

まるで、目の前の人と会話をしているように歌を歌ってみるのはいかがでしょうか?

感情表現はそんなところから始まります。

カラオケの画面をまっすぐ眺めながら文字だけを追って歌うよりもずっとずっと楽しいですよ!

より、歌や音楽の楽しさを知り、歌を今よりも好きになると思います。

共鳴に関しては他の記事もご参考に♪

ご覧いただきありがとうございました。

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